そういうものは出会った瞬間、
ああ、これは私のことだ。
って思ったりする。
(そう思わないけど好きな作品は沢山ありますが。)
で、去年私だけでなくおそらく沢山の方がああこれは私だと思ったであろう映画が、
「フランシス・ハ」です。
でも彼女は私にないものを沢山持っているけど。
私の去年のベスト映画です。一生大事にしたい。5月にはDVDも発売されるので絶対買う。あの映画が公開された時、
私には人が沢山集まった場所でお互い目が合い微笑み合える友人がいる...な、多分。と思った。
だから私の人生ってそんなに悪くないな。
と思えてかなり楽になりました。
あとこの映画は夢と現実の折り合いみたいなかんじも描かれていて、まさに仕事での理想に現実が追いつかない私にはこれ私だよおおおとなって、
でもその中でも嬉しいこととか人との出会いとかで救われたりするよね。たまに自分を認められるよね。とか思った。
足掻いて悲しんで惨めだったり突然何かが開けたり、人生はすごく複雑だ。と社会に出て3年目になって思う。
去年くらいまでの私は、これがいつまで続くのだろうと憂鬱になっていたけど、
きっとずっと続くのだろう。
私はいつまでのきっと満足することはない。
あの映画を見たあと、私はルームシェアから一人暮らしを始めた。
映画を真似て表札も中途半端にしようかなと思ったが私は未だ表札すら出してない。
小さな部屋は私の好きなもので溢れている。
うん、悪くない、悪くない。結構良いよ。
modern love
イヤホンをして街中を疾走したくなる夜ってる。
この編集好き